固定回線とは?

固定回線とは自宅や職場などで回線とPC(デバイス)を直接つなげた回線のことです。回線をPCなどに直接つなぎ限られた屋内でのみ利用することができます。

開通するためには工事が必要ですが、その分安定したネット通信が可能になります。

固定回線は工事をした場所でのみ利用できるので、外出時に利用することはできません。無線LANにつなぐことで、複数のデバイスでも利用できますが、工事した家の中だけの範囲で無線利用が可能です。

モバイル回線とは?

モバイル回線とは回線を使わずに無線WiFiを通してPC(デバイス)をネットにつなげる回線のことです。回線と名前についていますが、実際には線を使いません。

モバイルWiFiルーターという端末を持ち歩けばどこでもネットを楽しむことができます。厳密には電波が対応していない山間部などでは通信できません。

固定回線とWiMAXを比較

 auひかりUQ WiMAX
月額料金
戸建て:5100円
集合住宅:3800円
ギガ放題:4380円
通常プラン:3696円
初期費用登録料:3000円
工事費用:37500円(キャンペーンで実質無料)
登録料:3000円
工事期間1~2か月程度なし
通信速度上り下り最大1Gbps下り最速708Mbps
上り最大速度75Mbps
速度制限1日30GB以上のアップロードで3Mbpsに制限3日間のデータ通信量が10GB以上の翌日の18時頃~翌2時を1Mbpsに制限
契約期間3年2年・3年
契約違約金15000円9500円~19000円

料金面はWiMAXの方が安いです。工事期間は、auひかりは申し込み後1ヶ月かかりますが、WiMAXならルーター到着を待つだけで到着後はすぐに使えるようになります。

速度に関してはauひかりの圧勝です。auひかりは1日に30GB以上のアップロードしないと速度制限は掛からないので、web閲覧、動画視聴、データダウンロードなどいくらしても制限が掛かる事はないといって良いでしょう。よって実質無制限で使えるようなものです。

それに対してWiMAXは速度制限が厳しく3日で10GB以上超えたら速度が1Mbpsまで落ちます。これはweb閲覧すら遅くなるレベルで、高画質動画視聴やゲームは不可能な状態です。

主な固定回線を3つ

フレッツ光

固定回線のなかで最も代表的で普及している回線がフレッツ光です。

フレッツ光とは、NTT東日本/西日本によって提供されている全国シェア率No.1を誇る光ファイバー回線を用いた高速通信サービスです。従来のADSLと比べると下りは20倍の速さで、速くて安定した質を持つ高速通信サービスを提供しています。

「フレッツ光」はNTTが提供しているサービスの名称であり、業者名ではありません。 NTTは、「光回線」という配線そのものを管理運営しています。フレッツ光とはこの光回線のことを指します。

その回線を利用して、ユーザーに「インターネット接続サービス」を提供しているのが、「プロバイダ」にあたります。

auひかり

KDDIが提供する、光ファイバーを用いたデータ通信サービス。平成18年(2006)に同社の従来のサービス「光プラス」と東京電力の「TEPCOひかり」を統合した「ひかりone」を提供開始。平成22年(2010)に現名称に改称。

NURO光

NURO光(ニューロ光)とはSo-netが回線事業者として2013年4月に新しく始めた光回線を利用したインターネットサービスです。

世界で最も速い通信速度を誇り、料金的には低価格で提供しているため、今最も注目されている光回線と言っていいでしょう。

主なモバイル回線

WiMAX

WiMAXはUQWiMAXという会社が提供しているモバイル回線の1つです。高速モバイルサービスで自宅・家でも外出先や移動先でもインターネットに接続できるサービスです。

携帯電話やイーモバイルと何が違うのかというと、できることは同じで外でも家でもインターネットに接続するということについては同じです。何が違うかというと通信の方法が異なるくらいなので利用者にとってはあまり気にする必要はありません。

モバイル回線は通常、通信量が一定のレベルを越えると制限が入りますが、WiMAXには使い放題プランというその名の通りネットにつなぎ放題のプランが存在し、人気を集めています。

LTE

LTEとは、3Gを「長期的に進化」(Long Term Evolution)させたもので、将来的に登場する4Gへのスムーズな移行を目指すものです。

そのため、一般的には「3.9G」と呼ばれています。

また、LTEを「4G」と呼ぶことが公式に認められているため、自社のLTEサービスを「4G」として売り出している通信会社もあります。

LTEは現在KDDI(au)、ドコモ、SoftBank、Y!mobileが提供しているモバイル回線の種類になります。携帯会社(キャリア)が契約者に割り振る電波を利用できるためエリアの広さが強みです。

モバイルと固定回線の違い

モバイルはどこでも使えますが、固定回線は、回線工事を行っている場所でしか使えないため、そこから出てしまうとネット環境から外れてしまいます。

これが大きな相違点になります。

スマホやタブレットでの作業効率と、パソコンでの作業効率では雲泥の差が出ます。スマホの画面は大量の作業をこなすには小さ過ぎ、タブレットは、キーボードがないのでノートパソコンほどのタイピングは期待できません。

つまり、パソコンとモバイルwifiでネット環境を作ることが、本格的に作業ができません。

一番良いのは、ポケットWifiと固定回線の両方契約することです。この組み合わせが最強です。

インターネットに依存する人にはこれ以外に選択肢はありません。家では安定した固定回線を利用し外出時にはポケットWIFIを使えれば凄く便利です。

両方使うメリットとしてスマホをポケットWi-Fiに繋いでおけばスマホ側のパケット通信が消費されないので速度制限を回避できます。

モバイルWi-Fiルーターのメリット

持ち運びができる

ポケットWi-Fiの本来の目的は外出先でインターネットを繋ぐことです。

近年は携帯電話回線(LTE)が発達しスマホでそのままyoutubeの動画などが視聴できますが、携帯電話回線ドコモ、au、ソフトバンク、格安SIMの通信容量には限りがあるため外出時にネットを頻繁に使いたい人はポケットWi-Fiが向いています。

スマホのデータ量の節約になる

スマホの容量制限にかかると、速度が遅くなります。課金すれば速度制限は解除できますがお金がかかります。モバイルルーターを使ってスマホをWi-Fiに接続すれば、スマホのデータ通信量消費を抑えることができます。

外出先でスマホの動画を視聴するならポケットWi-Fiを使うと良いでしょう。

固定回線に比べて月額料金が安い

ポケットWi-Fiは光回線よりも安い料金となっているため、外出時専用としてだけでなく自宅用として利用することも賢い選択です。

光回線はプロバイダ料込みで月額5000円~6000円程度ですが、ポケットWi-FiはUQ wimaxなら月間通信制限なしのギガ放題プラン月額4380円で利用することが出来ます。

回線工事が不要で簡単に接続ができる

ポケットWi-Fiは無線のインターネットなので光回線のような回線工事は不要です。また、設定もスマホやパソコン等でアクセスキーを入力するだけなので簡単にネットに接続することが出来ます。

3、4月の転勤シーズンは、引越し先で固定回線に契約したものの、工事の順番待ちでその間インターネットが使えないということもありますが、モバイルWi-Fiならルーターが届いたその日にネット接続可能です。

安全な通信ができる

屋外でインターネットネットを利用できるフリーのWiFiスポットがあります。しかし、公衆無線は不特定多数の人と共有で利用するので危険が潜んでいます。

悪意のあるハッカーが無防備なあなたの通信を傍受している可能性は否定できません。

フリーのWiFi利用に以下の様な注意が必要です。

  1. 信用出来ないWiFiには接続しない事はハッカーが提供しているWiFi接続を回避
  2. 重要なパスワードを送信しないようにしてください。ハッカーにパスワードを傍受されるリスクがあります
  3. WEPで暗号化された通信は行わない。これはWEPは簡単に解読されます

フリーWiFiにおける注意としては、とにかく重要なデータは送受信しないに尽きます。

個人のポケットWiFiであれば、接続するのは自分だけです。通信傍受のリスクはフリーWiFiと比較して格段に低くなります。

WiMAX 2+は速い

WiMAX 2+は光回線に比べると回線速度が遅いですが、web閲覧やメールの送受信程度なら光回線でもWiMAX 2+でも変わりません。

光回線に比べると遅いイメージがありますが、WiMAX 2+は最大708Mbpsまで出るので高速な回線でフレッツ光の最大1Gbpsと比較してもほぼ同レベルです。

モバイルWi-Fiルーターのデメリット

固定回線に比べて通信が不安定

ポケットWi-Fiは無線のインターネットなので電波環境によって通信の品質が左右されます。

au、Softbank、ドコモなどのキャリアの回線の周波数は800MHzや1.5GHzという帯域に対して、WiMAXやWiMAX2+の場合、2.5GHzという少々高い帯域を利用しています。

周波数が高いほど直進性が高く高速通信が可能ですが、直進性が高いためビルや建物があると遮断されやすいデメリットも生じます。

特に以下の条件に当てはまる場所では繋がりにくいです。

  1. 地下室
  2. 鉄筋コンクリートの建物内
  3. 高いビルに囲まれた場所
  4. 鉄筋の厚い壁に囲まれた場所

WiMAXの使っている電波は「直進する特徴のある電波」なので、建物の素材によっては電波が届きづらくなり、その建物内での使用が不安定になるという特徴があります。

WiMAXは通信速度は速く環境が良ければとても快適に使うことが出来ますが、反面障害物に弱いという特性があります。

ポケットWi-Fiは電波環境の良い場所なら光回線並みに通信速度は速いですが、電波が悪いと昔のADSLのように遅くなってしまうため注意が必要です。

どのポケットWi-Fiも通信制限がある

WiMAXでは通信制限なしのギガ放題プランがありますが、厳密にはそれぞれ3日間で10GBの通信制限があります。

これは通信品質を保つためにやむを得ないのが現状で、光回線のように通信容量を全く気にせず使える無線タイプのインターネットはありません。

自宅で頻繁にインターネットを使いたいという人は光回線を選ぶしかありません。

それでも携帯キャリアのドコモ、au、ソフトバンクが提供するLTE通信制限の月間3GB、5GB、7GB、20GB等と設定されていているものに比べたらWiMAX緩い方です。

オプションでauのLTE回線が使える

WiMAXはKDDIグループの会社なのでオプションでauのLTE回線も利用することができます。こちらは7GBの通信制限があります。

地方に外出することが多くWiMAXのエリアが入らない地域でも利用したいという時に役に立ちます。

バッテリーが切れると使えない

ポケットWiFiはバッテリーが限られており電池が切れると通信できません。自宅内は、充電しながら使えますが、屋外でよく使う人はポケットWiFiのバッテリーが必要です。

WiMAX端末の中でバッテリー持ちが良いのはWX04です。ノーマルモードで11時間30分持ちます。これはほぼ1日持ちます。

外出時に持ち運ぶ必要がある

ポケットWi-Fiは携帯しなければ外出先で使うことはできません。

ポケットに入るほどのコンパクトなサイズですが、カバンを持ち歩かない人がポケットに入れて持ち歩くと邪魔に感じることもあるでしょう。

通信品質は固定回線よりも劣る

ポケットWi-Fiより固定回線の方が高速で安定した通信ができます。無線で通信するポケットWi-Fiは、ネットを利用する環境によって通信速度が遅くなる場合があります。

しかし、WiMAX系のポケットWi-Fiでは別売りのクレードルという置き型の充電器を利用することで、通信の安定性が高まりますが、外出中にクレードルを持ち運びできないので、屋外での利用は通信ふが不安定です。

固定回線は1Gbps~2Gbpsもの高速通信が可能なプロバイダがほとんどですが、ポケットWi-Fiは半分ほどまたはそれ以下の速度しか出せません。

通信速度の差は動画視聴など容量の大きいサービスを利用する時に実感できるものです。ポケットWi-Fiを選ぶ際は高速通信ができるW05を選ぶことがおすすめです。

固定回線のメリット

とにかく早い

固定回線の回線速度はとにかく速いです。ダウンロードもアップロードもサクサク進んで快適なのが、固定回線の特徴です。

動画を見ている途中で固まったり、大容量のファイルをアップロードするのに時間がかかったりなどありません。

ADSLやケーブルテレビ、WiMAXがせいぜい10Mbps~708Mbpsの速度に対して光回線は平均1Gbps(=1000Mbps)です。

通信が安定している

光回線は性質上ノイズに影響されにくく、途中で接続が途切れるということが少ないのが強みです。また、光回線を開通させた自宅が例え、NTT基地局から遠くても通信速度が落ちたり、接続が途中で途切れることもありません。

光回線は全国に張り巡らされた光ファイバーケーブルを利用してインターネットをつなぐ仕組みとなっており、基本的に電波を拾うだけのモバイルルーターと違い、安定性は抜群です。

固定回線のデメリット

回線工事による高額な工事費用が必要になる

固定回線は高額な工事費用があります。NURO光の場合、工事費として40,000円掛かります。プロバイダによって、工事の支払いは一括であったり分割であったり、どちらかを選択できることもあります。

また、工事費の分割金額分を毎月の月額料金から割り引くことで、実質的に工事費を相殺して無料にできるキャンペーンを実施しているプロバイダもあります。

どちらにしても、途中解約した際には工事費の残額を一括請求されます。これは解約金とは別途で徴収されますので、注意が必要です。

マンションタイプの場合、利用者の数によっては遅くなる

光回線の場合、マンションタイプは安くなります。その代わり、マンションタイプの場合、何人もの人と回線をシェアすることになりますので、通信速度が遅くなることがあります。

最大1Gbpsの回線速度のフレッツ光を10人でシェアしたら一人あたり100Mbpsしか速度がでません。モバイルWiFiルーターのWiMAXだと最大708Mbpsの速度が出るので、そう考えると遅いです。

外で使えない

固定回線は自宅のみで使える回線なので、外に出てしまえば使えません。基本的に家でインターネットを使うことしかできません。