WiMAXの通信速度が遅い原因

WiMAX回線につないでいる

こちらは、2015年以前に発売したWiMAX端末を使っている方が対象となります。旧回線「WiMAX」は、新回線「WiMAX2+」の拡張と共に、速度が激減しています。

2015年3月より、旧回線「WiMAX」で使用している周波数帯域の一部を新回線「WiMAX 2+」に割り当てる対応を行っています。 それにともない、「WiMAX」の周波数帯域が減少し、サービス当初下り最大速度40Mbpsだったのが、現在はほとんどのWiMAXエリアが下り最大速度13.3Mbpsと遅くなっています。

だから、接続している回線がWiMAXならば、以前に比べて物理的に遅くなっているのです。もしWiMAX端末が旧機種ならば、WiMAX回線にしか接続できないので「WiMAX 2+」対応の機種に変更しましょう。

速度制限がかかっている

WiMAXは使い過ぎると制限が掛かります。

  • ギガ放題プラン:3日で合計10GB使うと速度制限がかかる
  • 7GB通常プランのみ:月合計7GBを使うと速度制限がかかる
  • au 4G LTEのみ:ギガ放題プランであっても月合計7GB使うと速度制限がかかる

WiMAXは、ギガ放題プランでも3日間で合計10GB利用すると、また月間7GBまでのプランは、それ以上利用すると速度制限がかかります。

ギガ放題プランでは、3日間のデータ通信量が3GBを超えた場合、「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信速度を翌日18時頃~翌々日2時頃にかけて制限します。

制限速度は1Mbpsで、YouTubeの標準画質の動画なら問題なく視聴できるレベルです。

今までに比べてWiMAX2+の通信速度が急に遅くなった場合は速度制限にかかっている可能性があります。使った通信量を、モバイルWiFiルーターのディスプレイ表示で確認すると良いでしょう。

他にはUQコミュニケーションズの場合「My UQ」というユーザー専用サイトで確認する方法や、速度制限がかかる当日13時以降にメールで連絡をしてくれる「データ量通知サービス」を利用する方法があります。

機器からのWi-Fi電波がほかの電波と干渉している

WiMAX機器とお使いのスマートフォン、タブレット、パソコンとの間は、通常、2.4GHzのWi-Fi電波でつながっています。

だから、Wi-Fiスポット、電子レンジなどの電波と干渉して、速度が遅くなることもあります。そんな時はWiMAX機器の周波数設定を5.0GHzに変更すれば、2.4GHzの電波との干渉を防ぐことができます。

サービスエリア外

WiMAXは持ち運んで使えるモバイルルーターだけに、使う場所によっては遅い場合があります。建物や障害物の影響ではなくとも、電波が届かないエリアでは圏外や電波が悪くなります。

契約前の段階ではWiMAXのサービスエリアマップを確認するか、エリア内でもワイマックスの使用感を確かめたいということであればUQ WiMAXが提供する無料レンタルサービスを利用しましょう。

対象エリア内かどうかは、「UQ WiMAX」の公式ページの「ピンポイントエリア判定」で確認することができます。

ピンポイントエリア判定こちら

「ピンポイント判定」を選び、住所を入力するだけです。

「◯」「△」「×」の三段階での評価となります。

「×」の場合は圏外利用不可です、「△」の場合は問題なく使えるケースがほとんどです。

エリア外だった場合の解決策としては、au 4G LTEを使った「ハイスピードプラスエリアモード」を使うことです。

電波が届きにくい場所で使っている

WiMAX2+の電波は2.5GHz帯という高周波数帯を利用しているため、直進性が強く障害物などを回り込む性質が弱いという電波特性があります。

「au 4G LTE」が「WiMAX2+」と比較して電波の飛びがよく、対応エリアも広いのは、au 4G LTEが800MHz帯というWiMAX2+よりも低い周波数帯を使っているからです。

電波は高周波数帯になると回折性が弱くなりますが、低周波数帯だと障害物などを巧みに避けて前に進む回折性が強くなります。そのため地方の山間部や都心の高層ビル群でも電波の不感地帯が比較的少なく、広く電波が入ります。

そのため、「WiMAX2+」で電波が繋がらない様な場所で「au 4G LTE」は繋がるということが起きてくるのです。

WiMAX2+のような高周波数帯の電波は、山やビルなどに電波が遮られるとその先には電波が届きにくくなります。これが都心でもエアポケット的にWiMAX2+の電波不感地帯が生じ、東京の中心部なのにWiMAX2+が使えないということがあります。

「WiMAX2+」の特徴を理解して置き場所に注意すれば電波が改善される場合はあります。

  • バックやポケットから出して使う
  • WiMAXのルーターのアンテナは外部アンテナではなく内蔵アンテナです。そのため本体がバッグやポケット内などに覆われた状態だと剥き出しの状態に比べて多少電波のつかみが悪くなります。

  • クレードルを利用して使う
  • ルーターは立てて使うと電波を掴みやすいです。倒して使うと内蔵アンテナの電波の送受信を妨げてしまいます。立てるにはクレードルを使うと安定した状態を保てます。

  • 窓際に置く
  • 屋内の奥まった場所よりも外に最も近い窓際の方がWiMAXの電波を強く受信できます。

    基地局がある方向や周りに障害になるような高い建物があるか否かによっても受信状況が変わるので、同じ窓際でも設置場所をいくつか試してみて最もよく電波を受信できる場所を探してみるとよいでしょう。

    窓の外が建物に囲まれておらず開けている方がWiMAXの電波はより受信しやすいです。

以下の様な場所は設置に向いてません。

  • 部屋の隅や床
  • ルーターの電波は周囲の全方向に飛ぶという特性があります。床に置くと家具が電波を邪魔し、部屋の角はルーターの電波発信の特性を生かせません。

  • 棚の中
  • 家具に遮られて電波がうまく発信できません。

    室内で使っている時にWiMAXの端末と受信側のスマホやパソコンとの間に棚や壁があるとそれがWiMAXの電波を遮ってしまうことになるため電波が弱くなってしまいます。

    つまりWiMAXと受信側の端末との間には何も置かないようにする必要があります。特に金属の棚は電波を吸収する性質があるためNGです。

  • 土壁や水槽、花瓶などの水分を含むものの近く
  • 電波は水に吸収されやすい性質があります。水槽の中の水に電波が吸収されるので、電波が悪くなります。土壁など湿気のあるものの近くに置かないようにしましょう。

  • 電子レンジやコードレス電話の近く
  • 電子レンジやコードレス電話は2.4GHzの周波数帯が使われています。WiMAXは電子レンジなど他の電子機器と一緒に使うと電波が干渉し繋がりにくくなります。なるべく距離をとった場所にルーターを設置しましょう。

再起動をする

パソコンでは困ったことがあれば再起動をすれば多くのトラブルは改善します。これはパソコンだけではなく、Androidスマホ、iPhone、ルーターなどでも同じように効果があります。

再起動を行うことで、溜まりすぎていたキャッシュが削除されたり、生じていたアプリの不具合が解決します。そのことで処理速度が向上してネットのスピードが速くなります。

端末が省電力モードになっている

WiMAXにはバッテリーの持ちを良くするために遅い通信にする「省電力モード」があります。この省電力モードを設定することにより、端末の消費電力を抑え、バッテリーを長持ちさせることが可能なのですが、通信状態を制御することで省電力を計るので通信速度が低下します。

WiMAX 2+対応ルーターの省電力設定により、最大通信速度に影響を及ぼす場合があります。より高速な通信速度での利用をご希望の場合、設定は「ハイパフォーマンス」でのご利用をお勧めします。

端末をハイパフォーマンスモードに設定する

長時間の外出でモバイルバッテリーを持っていない場合は、ノーマルモードやエコモードにするしかありませんが、その場合は通信速度を犠牲にして電池を持たせている状態なので遅くなります。

バッテリーを節約しなければならない場面以外はハイパフォーマンスモードに設定しておきましょう。

USBケーブルで繋いでみる

WiMAX 2+対応ルーターは「Wi-Fi」もしくは「USB」で接続が可能です。この「USB接続」の方がより高速に通信できます。

Wi-Fiは環境により速度が変動するのでUSB端子のあるパソコン等での利用ならUSBを利用しまししょう。W

障害情報を確認する

障害に関する情報は公式サイト UQ WiMAX 障害情報で確認できます。利用エリアが「障害発生中」の場合、できることは何もありません。工事・復旧作業が終わるのを待つしかありません。

障害情報こちら