WX03とW04どちらを選んだとしてもWiMAXの速度やエリアが大きく変わってしまうという事はありません。基本、WiMAX2+の回線を使っている以上、速度もエリアも同じです。

ただ、機能面での追加という意味では最新機種であるWX04の方が格上ですし、バッテリー容量や連続通信時間も向上していますので、最新機種を選ぶメリットは大きくなります。

WX03からWX04の変更点まとめ

  • au LTEの電波が使えるようになって通信エリアが拡大して進化
  • バッテリーの容量が大きくなってネットに接続できる時間が増えた。
  • バッテリーが大きくなった分だけ少し重くなった。
  • USBがmicro USBから最新のTypeCのUSBへ変更。
  • 省電力設定が追加された

WX04の進化点

au 4G LTEの利用が可能になりました。

WX04は、au 4G LTEの電波が使えるようになりました。WXシリーズでは前機種のWX03までau 4G LTEを使う事ができませんでした。、WX03はWiMAX2+のみ、それに対しW04はau 4G LTEを利用することも可能なので掴む電波に大きな差が生じています。

電波が1本あるのと2本あるのとでは雲泥の差で、、WiMAX2+が繋がらない時はそれまでのWX03でしたが、WX04からはWiMAX2+が繋がらないならau 4G LTEの電波に切り替えることができます。

au 4G LTEは、ライバル機種のWシリーズでのみ使えていましたが、WX04からau 4G LTEが使えるので、Wシリーズとの差がなくなりました。

au 4G LTEとは、auの携帯を持つ人が使える電波と同じもので、auの携帯の電波が届く場所には電波が届くというものです。

au 4G LTEの最大のメリットはエリアが非常に広い事で、屋内の奥まった場所でネットを使いたい時などWiMAXの電波が届きにくいところで快適にインターネットを楽しむことができます。

au 4G LTEが役に立つのは、室内などの壁で遮蔽されているところ、高層階、地下街、一部の地下鉄の駅などです。WiMAXは直進的な電波である性質上届きにくくなる可能性があるので、そういった場所でこのau 4G LTEは力を発揮します。

また地方部はまだ電波が整備されていないところが多いので、なかなかWiMAXの届きにくい場所が多いのが現状です。一方でLTEの電波は携帯電話の通信網なので、ほぼ人が住んでいる地域でしたらつながります。

都心部は99%というWiMAXの人口カバー率ですが、電波の周波数帯の関係から、山間部や地下や奥まった建物内、建物の構造上の問題で、受信感度が安定しない部分があります。

そういったWiMAX2+が繋がりにくい時に緊急用としてau 4G LTEを利用できるのはメリットは大きいと言えます。

ですから出張や旅行が多い方や、WiMAXが届きにくい場所で使う機会が多い方はau 4G LTEを使うことが望ましいです。

au 4G LTEにはデメリットもあります。

  1. 一度でも利用すると月額1,005円のオプション料金がかかる(3年契約にすれば無料になる)
  2. ギガ放題プランであってもau 4G LTEを使用すると7GB制限が適用される

2年プランの場合は、月1005円掛かるので、よっぽど必要でない限りは使わない方が良いです。WiMAX2+回線だけで利用して、緊急時に使う時はスマホをデザリングした方がお得と言えます。

3年プランの場合は、ギガ放題や通常プランに関わらずLTEオプション料(1,005円/月)が無料なので使っても良いでしょう。しかし、月間7GBまでしか使えないので、WiMAX2+をメインで使いましょう。

大容量のバッテリー搭載

 WX04WX03
電池容量3200mAh2890mAh
電池パック交換可能可能

WX04のバッテリーは3,200mAhで、WX03のバッテリーは2,890mAhです。バッテリー容量でまず310mAhの差があります。10%バッテリー容量が増えた形なので、電池の持ちも10%アップしています。

この10%が意外に大きいです。1日モバイルルーターを駆動させて、帰宅中の電車でバッテリー切れだったとしたら、その10%アップのおかげで自宅まで持ちこたえる可能性があることを意味します。

電池パックが交換できるところは同じです。バッテリーに使われているリチウムイオン電池はどうしても古くなると膨張する可能性があり、持ちも弱ってきますから、自分で簡単に交換できたほうが安心です。

バッテリーはamazonやNECのサイト、UQアクセサリーショップなどで3000円程度で購入可能ですので、

例えばWX04をクレードルに挿しっぱなしで使うと、充電過多と夏の暑いのも重なって膨張してしまうなんてことがあります。

電池パックは自分で取り出せて交換できるので、劣化しても新品に交換することで、バッテリー劣化を抑えることができますし、バッテリーを交換すれば1つの端末を長く使う事もできるし、ヤフオクなどでも高値で売れやすくなるのでメリットだらけです。

W05の場合、自分じゃ電池交換できませんので専門業者に修理を依頼して割高な純正のバッテリーを買わなくてはなりません。

通信時間も増えた

 WX04WX03
ハイパフォーマンスモード8時間10分7時間20分
ノーマルモード11時間30分10時間10分
エコモード13時間50分12時間20分
連続待ち受け時間50時間17時間20分

ハイパフォーマンスモード、ノーマルモードでも、エコモード全てにおいてWX04では約1時間以上増えています。どのモードでもバッテリーの能力が向上しています。

軽く使うぐらいなら一番電池を消費するハイパフォーマンスモードでも余裕で1日持ちますね。

職場や学校で充電できる環境の方だと1時間程度の差は大したことありませんが、常に移動している方や屋外での仕事や旅行で充電もままならない人にとって1時間以上の差は大きいものがあります。

連続待ち受け時間はWX04が50時間と3倍も増えているので、2日は電池が持つ計算です。外出時に充電ができない環境のところで使うならWX04は重宝します。

省電力設定

バッテリーを温存するための機能が追加されました。それがモバイルルーター初のスケジュール機能です。

スケジュール機能とは、電源OFF/ONを時間を制御する機能です。初期設定は、機能無効です。  機能有効にした際の初期設定は、自動OFF 22:00、自動ON 6:00になっております。

Wi-Fi環境でずっと過ごす場合、モバイルルーターが頻繁に駆動するのは電池の無駄使いになります。そこで無駄に電池を消耗しないよう、自分のライフスタイルに合ったオン・オフを自動的に行う機能がつきました。

使っていない時間帯は「休止状態」または「電源オフ」にして電池持ちが格段に向上します。

一時的に4G LTEを利用する「ワンタイム」機能

4G LTEでのデータ通信を必要な時だけに抑えるために、お客様が使い終わったら「ハイスピードモード(WiMAX2+のみ)」に変わる「ワンタイムHS+A(ハイスピードエリア)」機能を実装、モードの切り戻し忘れを防止します。

60分経過後に強制的に自動休止してくれる切り忘れ防⽌タイマ機能や、電池容量低下をスマホへ案内してもらえるスマホでお知らせ機能などの機能が追加されました。

また、緊急時にハイスピードプラスエリアモードを利用して、ハイスピードモードに切り替え忘れてしまい月間7ギガ制限に引っかかってしまうことを防止するために、ハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードに自動で切り替わるLTEの解除忘れ防止ワンタイム機能というのも追加されました。

最大通信速度867Mbpsで超高速

WX04は、最大通信速度は440Mbpsに対応しています。速度は4×4 MIMOとWiMAX2+の2つの周波数を束ねるキャリアアグリゲーション技術を組み合わせて高速化を実現しています。

ハイスピー ドモー ド (WiMAX2+) に加え、ハイスピー ドプラスエリアモー ド (WiMAX 2+/4G LTE)搭載により広いエリアで高速通信が可能です。

LTEで接続した時の上り(アップロード)速度が50Mbpsに増強されています。2016年頃ではWiMAXの上りは30Mbpsが普通だったのですが、LTE利用時は、上り50Mbpsにまで向上しています。

充電ケーブルは、急速充電ができる「USB Type C」

WX04の充電ケーブルはUSBの新しい規格「USB Type C」になっています。WX03は1つ前の規格「microB-type」です。

USB Type-Cとは、USBの次世代規格「USB 3.1」で制定された新しいコネクタ規格です。

2015年3月に発売されたMacBookにUSB Type-Cポートが搭載され、非常に話題になりました。MacBookを筆頭に、最近ではZenBookやLIFEBOOKなどのノートパソコンや、XperiaなどのスマートフォンもUSB Type-Cに移行してきています。

将来的には、USB Type-Cはますます普及し、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのコネクタがUSB Type-Cに統一されることで、機能面の大きな向上が期待できます。

WX03とWX04の変更ない点

室内でWANもLANも快適通信

Wウイングアンテナ搭載のクレードル(別売)により安定したWiMAX/Wi-Fi環境を実現しました。また、モバイルルータ初のビームフォーミング対応でWi-Fiのスループットが約20%向上しました。

ビームフォーミング技術とは電波を無駄なく使う技術です。

一般的に親機であるモバイルルータは、あらゆる方向のスマホ/パソコンと通信をするため、全方向に万遍なく電波を放射しています。ここに実はちょっと無駄があります。

親機⇔子機間経路以外の電波は無駄使いをしている事になります。

そこでビームフォーミング技術を用いる事で、親機⇔子機間経路だけに電波(ビーム)を集中、増強させ通信速度アップ/通信距離拡大が可能になるのです。

専用クレードルの拡張アンテナを使って、自宅のいろんな場所にあるWi-Fi端末をピンポイントで狙ってWi-Fi電波が飛んでいきます。

それで狙ったWi-Fi端末に効率よくWi-Fi電波を届けます!

室内を全方向的に飛んでいたWi-Fi電波がピンポイントに飛びます。ですがビームフォーミング機能によって、Wi-Fi端末の位置や動きを察知して端末の位置を見つけ出し

前機種、WX03で採用されたWウィング搭載のクレードルは、室内でご利用の人には重宝しました。WiMAXの電波を受信しやすく、室内でもしっかり電波が入ったので室内利用には大切なポイントです。

今回の「Speed Wi-Fi NEXT WX04」のクレードルにもしっかり搭載されています!室内でも繋がりやすいのはもちろん、電波がしっかり入ることで速度も期待できますね。

室内でもWiMAXを利用される方は、クレードルをセットで購入しましょう。

サイズ・重量

 WX04WX03
幅x高さx奥行き111x62x13.3 mm99x62x13.2 mm
重量128g110g

WX04は128g、WX03は110gと、重量的には重くなっていますが、バッテリー容量も10%アップして連続通信時間も約1時間増えているので、重量が18gアップするのは仕方ないですね。

高さ、奥行きこそ大差はないものの、幅はWX04が少し伸びた感じですね。1.2㎝程度なので、それほど大きくは変わらないです。

コンパクトさ・重さについては、WX03が有利ではありますが、性能面やバッテリー面などトータルで考えればWX04が圧倒的です。