格安SIMの無制限プランは遅い?

格安SIMの無制限プランとは、LTEによるモバイル通信が月間データ通信量の上限なしで利用できるプランです。

しかしながら、どこの格安SIMでもデータ通信を無制限にする代わりとして、速度を抑えています。

UQモバイルであれば「データ無制限プラン」は、最大通信速度500kbpsです。

「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」「データ高速プラン」の受信最大225Mbpsに比べ、データ無制限プランは、受信最大500Kbpsと極端に低速になっています。

それでもって、「データ無制限プラン」は月額1,980円と特別安いわけではありません。これなら、速度が558Mbps出るWiMAXのギガ放題プラン月額4380円の方が速度は圧倒的に速いです。

WiMAXと格安SIMを比較

格安SIMは、高速通信で無制限となるプランがありません。高速通信プランは月間のデータ通信量に定めがあり、そのデータ容量が増えれば増える程に料金が高くなります。

WiMAXは、ギガ放題プランがあり月間データ通信量を無制限かつ高速通信で利用することができます。ネットを高速で思う存分に使いたい場合はWiMAXを選ぶのが間違いないでしょう。

WiMAXと格安SIMを併用するのが一番ベスト

格安SIMとWiMAXを併用するのが一番良いです。

電話を使わないけど電話は必要な人に、おすすめの組み合わせは、UQモバイルの「データ高速+音声通話プラン」月額1680円とUQ WiMAX「ギガ放題プラン」月額4380円です。

これなら合計月額6060円で、高速通信のネットは使い放題で、WiMAXの電波が入らない場合はUQモバイルのデータ高速プラン月間3GBのLTEを代わりに利用することができます。

この組み合わせをすることで、WiMAXの電波が入らない地域をUQモバイルの4G LTEがカバーして、普段のWiMAXの電波が入る地域ではWiMAXをメインでUQモバイルのデータ通信量を減らすのを守ります。

併用する一番のメリットは、「電波が入らない場所が少なくなる」「高速通信でネットを使い放題にできる」「格安SIMのデータ容量を気にしなくなる」などがあります。

スマホとWiMAXの2台持ちは邪魔?

現在のWiMAX端末はスマホより小さくスマートでポケットに入り軽いので、スマホとWiMAXを2台持ちすることは苦ではありません。

例えば、WiMAX端末をブレザーの内ポケットやカバンの中に入れて、スマホはズボンの左ポケットに入れるといった持ち歩き方もあります。

ブレザーも着ない、カバンも持ち歩かない場合は、WiMAXとスマホを同時にズボンの左ポケットに入れても大丈夫です。両方とも薄いので、多少の膨らみはありますが、全然いけます。

格安SIMよりWiMAXがおすすめな人

通信速度が速い方が良い

通信速度は断然にWiMAXの方が速いです。下りの最大速度が440Mbps~558Mbpsと高速です。格安SIMでは最大速度が225Mbps程度なので、2倍以上の開きがあります。

格安simは会社によって借りている回線容量と契約者数が違うため、速度が変わってきます。

回線帯域を多く借り、通信設備に投資をしていて、利用者が少なければ、データの処理速度が速くなりストレスなく利用できますが、回線や設備に投資をしすぎると、格安でサービスを提供できなくなります。

「基地局→MVNO」の部分は、事業者ごとに持っていて、この部分をどれくらい借りているかで変化してきます。借りている容量と、利用者数の「多い」「少ない」によって混雑具合が分かれてきます。

混雑が激しいと1人あたりの通信速度が遅くなるということが起こりますので、格安SIMはそれぞれ速度にバラつきがあります。しかしなら、格安SIMは借りている立場にありますので、キャリアよりは通信速度は劣ります。

格安SIMの中で、キャリア並みに速いのは、サブブランドのUQモバイルやワイモバイルくらいでしょう。

実質、通信速度が一番速いとされるUQモバイルの速度225Mbpsと、WiMAXの速度558Mbpsを比較すると雲泥の差です。UQモバイルはwebページを表示させるのに2秒くらい掛かりますが、WiMAXは一瞬で表示されます。

ネットをする上で、サクサクと快適にできるのはWiMAXの方です。

ネットをとにかく使う

出張や旅行先でノートPCを持ち歩きネットを長時間使ったり、外出する機会が多くスマホで動画視聴したり、複数の画像を表示させたりするなど、月間30GBや50GBなど相当なデータ通信量を使う場合はWiMAXが良いです。

格安SIMの場合は、高速通信プランの場合はどれもデータ通信量に上限がありますので、決められた枠内でしかネットを利用することができません。

WiMAXよりも格安SIMがおすすめな人

電話を使う人

WiMAXはデータ通信専用の回線ですから、WiMAXのプランだけでは通話はできません。そのため、データ通信と通話機能が欲しい場合は格安SIMが良いでしょう。

WiMAXのみの契約であっても全く電話はできないというわけではなく、LINEやSkypeなどインターネットを利用して通話をするIP電話を介せば通話することができます。

回線エリアは広い方が良い

キャリアの回線網を使っている格安SIMの方がWiMAXよりも利用できる範囲が広くなっており、特に都市郊外でその差が歴然としてきます。

例えばdocomo系MVNOであればXi(LTE)のエリア、au系MVNOであればau 4G・LTEのエリアでデータ通信が可能です。WiMAXのエリアも十分広いですが、エリアについてはより低い周波数でサービスを提供するLTEに軍配が上がります。

WiMAXもエリアは広いのですが、使えない地域などがあり、格安SIMのエリアには劣るものがあります。

WiMAXは2.5GHzと高い周波数帯を使用しており、容量の大きい通信が可能な一方、直進性が強く障害物を回り込む力が弱いため、建物内や地下などに電波が届きにくいという点があります。

そのため、室内でLINEなどを利用した音声通話をする場合に、通話が途切れたりする可能性があるのです。出張や旅先でも電波が途切れることなく安定して利用したい場合は格安SIMの方が間違いないでしょう。

最低利用期間がない方が良い

UQモバイルの「データ高速プラン」「データ無制限プラン」の通話なしプランであれば、最低利用期間はありませんので、いつ解約しても違約金は発生しません。

また、「データ高速プラン」「データ無制限プラン」に通話をつけたとしても最低利用期間は1年とWiMAXの2年・3年契約プランに比べたら短いです。

こうした最低利用期間のないプランが格安SIMにはあります。WiMAXは最低でも2年使わなければ違約金が発生します。ましてや2年契約がなく、3年契約しかできないプロバイダもあります。

解約の融通が利くプランが揃っているのは格安SIMの方となります。

とにかく月額料金が安い方が良い

WiMAXは業界最安値のBroad WiMAXでも月間7GBのライトプランが月額2726円します。

格安SIMなら、通話付で最低月額1000円程度で維持できます。月額料金が安ければ安いほどにデータ容量が月間1GBとか少ないですが、ネットをあまり利用せず、料金が安い方が良いという方は、断然に格安SIMが良いでしょう。

WiMAXの価値が生きてくるのは、高速通信のネットを沢山に利用する時です。月間3GBも使わないなら格安SIMで十分なのです。

逆に言えば、ネットを月間50GBとか極端に利用する人はWiMAXの方がコスパが良いでしょう。格安SIMで10GBや20GBを利用するとなると、WiMAXよりも高い料金となってきます。