WiMAXのルーターは2つのタイプがあり、ホームルーターは自宅でのみ利用可能で、モバイルルーターは自宅の他に屋外などどこでも利用が可能です。

ホームルーターは自宅以外では使用できないデメリットがありますが、モバイルルーターよりも電波が強く途切れにくいメリットがあります。

モバイルルーターはどこでも利用できますが、バッテリーは限られていますので、モバイルバッテリーを携帯する必要があります。

ホームルーターとは?

ホームルーターは、文字通り、家の中で活用することを目的としたルーターです。一般的なモバイルWi-Fiルーターの仕組みを利用して、複数のスマートフォンやパソコンなどをインターネットに繋げる無線インターネットの基地局のことを指します。

モバイルルーターは家でも外でも使えるのに対して、ホームルーターは自宅内のみに限定されます。

屋内のみなら光回線の様な固定回線でも良いかもしれませんが、ホームルーターは工事不要でその日から使える利点があります。

忙しい引越し時でも、ホームルーターを入手すればその日から簡単にインターネットを始められます。面倒な手続きや工事の立ち会いも不要なので、お引越し直後の荷解き中でもコンセントを指すだけで気軽に使えます。

ホームルーターの特徴

Wi-Fiの範囲が広い

ホームルーターは、「Wi-Fi」が強いです。モバイルルーターの様に外で持ち歩いて使うのではなく、家の中でコンセントにつないで使うことを想定しているので、ルーターとPC、スマホ等を繋ぐ「Wi-Fi」がモバイルルーターと比べても広くなっています。

ホームルーターは、少し大きめな本体で、コンセントから直接電源を供給できるだけあって、Wi-Fiの届く範囲が広く、複数の部屋をまたいでも安定して使うことができます。

2階建ての広い家でも、どの部屋でもネットを安定して接続することができます。

最大で42台の機器を同時につなげられる

ホームルーターは家庭の中で使うことを想定して、たくさんの機器を同時につなげられるようになっています。

「L01s」は2つの周波数を同時に使うことができます。2.4GHzで20台、5GHzで20台、有線LANで2台、合計42台つなげられます。一人でこれだけの台数は接続しませんが、ご家族、複数人で使う場合はたくさんつなげられるので、便利です。

ホームルーターとモバイルルーターの決定的な違いは?

ホームルーターとモバイルルーターとの決定的な違いは電波の受信距離です。

ホームルーターは屋内のACアダプターにさして使うことを想定して作られているので、アンテナが大きく電波が受信しやすい設計となっています。

その為、遮る物のない屋内だとスマホやPCから50m~60m離れた場所にモバイルルーターを設置しても問題なくインターネットに接続できます。

1階にホームルーターを設置して、2階でスマホやパソコンでインターネット接続することが可能です。

一方、モバイルルーターは外出先で持ち運びして使うことを想定して作られています。

端末の電力はバッテリーの持ち時間を最大限維持できるよう設計されているため、アンテナが小さく電波が受信しにくい作りとなっています。

そのため、見通しの良い場所でもWi-Fiの電波は以下の距離までしか届きません。

  • ACアダプターなし:約10m~15m
  • ACアダプター接続:約20m~25m

ホームルーターはアンテナが受信しやすい作りとなっているので、モバイルルーターと比べて回線が混雑する時間帯でもサクサクとインターネットが使えます。

ルーターから離れていても、安定してネットが繋がるのは断然にホームルーターの方です。モバイルルーターは常に持ち歩いて近くに置いて使う様な感じとなります。

ホームルーターを一軒家の1階のリビングに設置すると、2階の寝室や子ども部屋など、屋内全体でスムーズなインターネット接続が可能です。

一方、持ち運びに便利なモバイルルーターを自宅内で使うと、住宅環境によっては通信速度が遅くなったり、接続が不安定になったりする可能性があります。

こうした決定的ともいえる違いがあります。

モバイルルーターとは?

モバイルルーターとは、気軽に持ち歩いて使えるサイズの通信機器のことで、パソコンやタブレットなどのWi-Fiに対応している端末を外出先でインターネットに接続することができます。

モバイルルータにあるスロットに「SIMカード」を差して利用することで、LTEや3Gなどのモバイル回線の利用が可能となります。

モバイルルーターの仕組みは、携帯電話に使われる無線電波を利用して、パソコンやゲームなどのWi-Fiに対応した端末をインターネットに繋いでくれるものです。

モバイルルーターを活かせるのは無線LAN機能を持つ機器です。パソコンやスマートフォン、タブレット端末や携帯ゲーム機といった機器を無線LANでモバイルルーターに接続することによってインターネット接続が可能になります。

「ルーター(Router)」はインターネットに接続するために使う通信機器を意味し、「モバイル(mobile)」は英語で「携帯する」の意味を持っています。

つまりそのまま「携帯するルーター」という解釈で良いでしょう。

簡単な設定をするだけで家でも外でも持ち運んで自由にインターネットが楽しめる通信端末となっており、モバイルルーターが到着したその日から使うことができます。

モバイルルーターはauやドコモ、ソフトバンクといった携帯電話会社や、UQ WiMAXから発売されているものが主流です。

スマートフォンや携帯電話と同じく、中に「SIMカード」といわれる通信事業者の回線に接続するためのチップ状のカードを挿入して使います。

モバイルルーターの特徴

回線工事をしなくてもすぐネットが使える

モバイルルーターは、スマートフォンとほぼ同サイズの端末一台となっており、工事をしなくても契約したその日にすぐインターネットが使えるようになります。

配線・設備が不要でネットが使える

モバイルルーターは端末一台で、無線でインターネットにつなげるので配線がなく家の中もスッキリします。

配線や設備の周りは埃やゴミが溜まりやすく、掃除も大変なので配線や設備が不要でインターネットが使えるようになるのはとても便利です。

交通機関を使った移動中でも高速通信が可能

通信エリアにもよりますが、新幹線・電車などの移動中も高速通信が可能です。お仕事での移動中に調べものがしたいときなどにも便利です。

家でも外でもネットが使える

モバイルルーターは家の中だけでなく、カフェや公園でもインターネットが使えます。契約する会社によっては新幹線の中や地下街、地下鉄の中でも使えるようになっています。

通信会社が対応しているエリア内であれば、屋内外を問わずいつでもどこでもインターネット環境に接続できるのがメリットです。外出先でのメールチェックや、資料のダウンロードも可能です。

スマホのバッテリーとデータ量を節約できる

スマホでテザリングをした場合、スマホのバッテリーが早く減りやすいです。さらに、スマホの高速通信可能なデータ量も消費することになります。

モバイルルーターなら、スマホのバッテリーも高速通信のデータ量も節約することができます。

複数機器でのネット接続が可能に

モバイルルータが1台あれば、スマホ、パソコン、タブレットなど複数の機器で無線LAN通信が可能になります。

公衆無線LANとは何が違う?

最大の違いは、公衆無線LANが提供されている特定のスポットでしか利用できないことです。

モバイルルータを使った接続は、携帯電話と同様で、つながらない地域もあるものの、公衆無線LANのスポットに比べれば圧倒的に広範囲に提供されています。

移動する車中などでも利用できる点で、公衆無線LANより優れています。

ホームルーターとモバイルルーターの比較

 ホームルーターL01sモバイルルーターW05
月額料金ギガ放題月額4380円ギガ放題月額4380円
アンテナ大きく受信しやすい小さく受信しにくい
大きさ、重量大きい、重い小さい、軽い
使える範囲自宅内のみ自宅、屋外など通信エリアの全て
同時接続台数42台 (有線LAN2台、無線LAN40台)10台
最大通信速度下り最大440Mbps下り最大708Mbps
バッテリーハイスピードモード

約6時間30分
(ハイパフォーマンス設定時)

約9時間
(ノーマル設定時)

約10時間30分
(バッテリーセーブ設定時)
バッテリー駆動しないので関係なし
電波が届く範囲50m~60mACアダプターなし:約10m~15m
ACアダプター接続:約20m~25m

アンテナの違い

ホームルーターは屋内のACアダプターにさして使うことを想定して作られているため、アンテナが大きく電波が受信しやすい設計となっています。

ホームルーターは届く範囲が広いです。モバイルルーターが届かない3Fの子供部屋に、1Fのリビングからも届きます。その為、部屋が広い、あるいは戸建てで、ルーターと使う場所が離れている場合は適しています。

モバイルルーターはアンテナが小さく電波が受信しにくい作りとなっています。

WiMAXの電波はスマホの電波LTEに比べてまっすぐ進むので障害物に遮断されやすい性質があり、ルーターとの距離が離れるほど通信速度は遅くなります。

ですから家によっては壁や階層でモバイルルーターだと自宅全域に届かない可能性もあります。ホームルーターならモバイルルーターよりもかなり電波が強く、障害物があってもより遠くまで届きますので有利です。

Wi-Fi範囲

自宅内に特化しているホームルーターですが、電波の強さに関してはモバイルルーターよりも強いことがメリットで、半径50~60mまでしっかりと通信が行える電波が届きます。

モバイルルーターの場合、しっかりと通信が行える電波が届く範囲は、最長でも半径20~25mほどです。ですから、近くにルーターを置けばいいと考える人もいるかもしれませんが、接続台数が多かったり、家族で共有している場合は、ホームルーターの方が安定感は増します。

接続台数

ホームルーターは最大で42台の機器を同時につなげられます。またLANケーブルを使用する場合でも2台まで接続することができます。

ちなみにモバイルルーターの場合の同時接続可能台数は10台までですので、大きく差が開きます。

使える範囲

ホームルーターは自宅で使うことに特化してるだけあり、通信環境の安定性は圧倒的に高いです。しかしながら、自宅内のみでしか使えず、外に持ち出して使うことができません。

ホームルーターは厳密に言うと、コンセントのある室内でしか使えません。ですから持ち運びをして使える場所は限られてきます。それにモバイルルーターよりも大きく重量も3倍以上と携帯には適しておりません。

モバイルルーターは、スマホと同じように基地局からの電波さえ入ればどこでも簡単にインターネットに接続でき、その回線を利用して複数のデバイスをつなげられます。

パケット代節約

ホームルーターは自宅内のみですので、屋外でネットができません。屋外で主に使うスマホのパケット代節約にはならないでしょう。

モバイルルーターは電波が入ればどこでも利用できるので、スマホのパケット節約になります。

スマホのデータ容量を減らしたくない場合、足りない場合はモバイルルーターが代わりを担ってくれます。