Wimaxハイパワーとは?

WiMAXハイパワーは、電波の弱い場所でも送受信の性能を強化した機能です。

Wimaxはどこの場所でも電波が強いわけではありません。以下の様な電波が弱くなる場所も存在します。

  • 地下室
  • 鉄筋コンクリートの建物内
  • 高層ビルに囲まれた場所
  • マンションで窓から遠い部屋

こういう電波を拾いにくい場所では、アンテナ本数が少なかったり、圏外になったりします。Wimaxハイパワーであれば、これらの場所でも電波が弱くなることはありません。

Wimaxハイパワーでは、電波法の規制緩和に伴って端末側からの電波の出力が上がったため、通信可能エリアが一回り広くなる仕組みです。

Wimaxハイパワー機能のきっかけとなった電波法の規制緩和とは?

2011(平成23)年4月の総務省令改訂で、技術基準適合証明において、空中線電力・アンテナ利得・最終出力の規定が変更となり、最終出力は従来の25dBmから28dBmまで高めることが認可されました。

Wimax端末の最終出力を従来の25dBmから28dBmまで高めることができるようになったので、従来品と比較して、より幅広い接続エリアが得られるようになりました。

2011(平成23)年11月発売の「URoad-Home」を初の製品として、その後徐々に製品が登場しました。

Wimaxハイパワーが役立つ事例

例えば、Wimaxの電波が届きにくいビル建物内では電波が入ったり入らなかったりします。電波表示は、1になったり0になったり圏外になったりを繰り返して通信が不安定です。

その様な場所で、WiMAXハイパワーを使えば従来の機種よりも通信品質が向上されるので、快適に通信ができる確率が上がります。

今まで、「この場所では圏外になりWiMAXが使えずLTE通信で我慢していた」という方には、重宝される機能です。

Wimaxハイパワーの仕組みについて

これまではWiMAXの基地局側からの電波をWiMAX端末が受信出来ていても、WiMAX端末側からの電波がWiMAXの基地局まで届かないと言うエリアにおいては、WiMAX端末は圏外表示されていました。

しかし、電波法の規制緩和に伴い、WiMAX端末側からの電波の出力が上がりました。それにより今までWiMAXの基地局まで届かないエリア間でも安定した通信が可能となりました。WiMAXの通信可能エリアが一周り広くなったということです。

Wimaxハイパワーで恩恵を受ける人は?

WiMAXハイパワーは、これまでWiMAXが繋がるか繋がらないかのエリアだった方は電波の強弱にハッキリとした違いを体感することができますが、これまで問題なく繋がってきた方には何の影響もない技術です。

今まで十分な通信速度を保っていた場合、更に速い速度を求めてもそれはできません。通信速度が遅い場所で速度がモタモタしていた場合に威力を発揮します。

WiMAXハイパワーそのものは、何か特別な新技術が搭載されたわけではなく単純にWiMAX端末側の出力を上げる前の従来のWiMAX端末と区別する為に、WiMAXハイパワーと言う言葉を便宜的に使っていると言う形です。

Wimaxハイパワーは電波が届いていないエリアでも効果がある?

Wimaxハイパワーとは、そもそも電波の送受信能力をアップさせて、繋がりにくいエリアでも繋がりやすくして使えるようにする機能です。

全く繋がらない場所ではWiMAXハイパワーを活かすことはできません。電波届いてないのにいくら端末のパワーアップしてもどうにもなりませんもん。

ポイントは、繋がりにくいのだけど電波は弱くても届いているような場所です。アンテナ本数が少なくて不安定という場所では繋がりやすくなります。

逆に圏外でアンテナが全く立たないような場所でWiMAXハイパワーを使ったところでビクともしません。

Wimaxハイパワーで速度は速くなる?

WiMAXハイパワーモードは電波の悪い場所で繋がりやすくする効果を発揮する機能ですので、速度を向上させる機能ではありません。

しかし、電波の入りにくい場所で速度が低下していた場合は速度が向上します。

例えば、電波の悪い場所で5分の動画を視聴するのに読み込みに時間が掛かったり再生が何度も止まったりしてスムーズに見れなかった人が、WiMAXハイパワー機能を使うことによってスムーズに動画視聴できるようになるというケースはあります。

Wimaxハイパワーは電波が弱い時に送信パワーを上げて通信速度を約20%改善させる技術です。電波の弱い場所に限って通信速度向上が望めます。

例えば室内で2分程度の動画を読み込みするのに2分以上掛かっていたのにWimaxハイパワー機能を使ったら10秒~20秒で読み込みが完了し快適に動画を視聴することができます。